アルテ10巻(大久保圭作)の感想について

主人公のアルテは貴族の身分ですが、絵描き(職人)を志望して、師匠のテオに弟子入りして住み込みで紆余曲折を経ながらも働きます。今巻ではスペインの貴族イレーネの肖像画を描くように依頼されます。アルテは懸命に肖像画の下書きを完成させ、イレーネに気に入ったものがないか尋ねますが、特別気に入るものはないと言われてショックを受けます。しかし、イレーネの滞在先であるアルテのかつての生家の隠し部屋で眠っている姿を発見したことや、師匠のレオに依頼人が気に入るような絵が描けないことへのヒントを得たこと等をきっかけに、イレーネの生い立ちや素性などをもっと深く知りたいと思うようになります。そして、ちょっとしたイレーネの従者の勘違いから、イレーネの素性は王女でカタリーナであることを知り、アルテが政敵などに狙われて危険な目に遭わないよう肖像画の制作の依頼を断られます。しかし、アルテはカタリーナが納得するような肖像画を描きたいと依頼の続行を申し出るとこで終わります。次巻が楽しみです。http://www.nachtvanrembrandt.nl